介護の世界

今回は、たまには良い話をしたいと思います。

みなさんお仕事でいい話なんて逆に少ないと思いますが、

介護では結構、気に掛けていればあると思います。

例えば、笑顔が増えた、積極的になった、歩行ができる、排泄を一人でできる、

食事を自己摂取できるなどなど。

お年寄りはお年寄りなりに意欲がある人や頑張れる人は、

結構見ていてこちらが嬉しくなります。

私はお年寄り(利用者)にできることは、明らかな事故(生死に関わらない程度)に、

ならない限り、極力自分でしていただきます。

(だってそっちの方が楽だし、、、笑)

一人の排泄で取り組んでいるのが、

夜間のオムツ対応です。

Aさんは紙おむつを巻かれるのを嫌います。

なぜか?と思われると思いますが、Aさんは元々バルーン対応でした。

尿道に管を入れて尿をパックに貯める)

このAさんは、自分でしたい、人に迷惑を掛けたくないと

バルーンを外してきました。

ですが、我々サイドからすると(イヤイヤ、、、あなたの尿量ハンパないから!!!)

と、否定的な意見の職員が多かったです。

私は、本人の意見を尊重したかったし、できるのであれば楽だし(笑)

サンプル集めにもいいんじゃないかと思い、私の夜勤では、

本人に確認を取り、極力オムツを巻かない方向で考えています。

ですが、これも現施設の悪いところですが、夜勤者によって巻く人、巻かない人が、

いてましてなかなか他の職員は前向きではないのです。

介護の世界で、チームでのフォローが一番必要です。

一度試してダメなら次を考えて、、、など私の施設の職員にはありません。

あ、また愚痴になっちゃいますね。笑

話を戻しますが、パンツ型のオムツに一番大きいパッドで私は

夜勤帯は対応しています。

先日、朝の起床時にAさんから「ありがとう」と言われました。

私は、「??????」となり、どうしたのかと聞くと、

「アオすさんだけ私をわかってくれる、私の意思を尊重してくれる、これから漏らすこともあると思うが、宜しくお願いします。」と、Aさんから言っていただきました。

私は、嬉しく思い巻かない対応を続けて行こうと思いました。

同時に他の職員にも協力してもらおうと思いました。

利用者からお礼を言われるのは結構ありますが、

この件のお礼はすごく嬉しかったです。

さて、今回はこの辺で。

次回は、現状の私の家庭を書きたいと思います。

かなりハードな話ですが。

次回も宜しくお願いします。